天アンカット製本
株式会社 朝日新聞出版書籍「あっち側の彼女、こっち側の私」
天アンカット製本とは
通常の製本仕様だと製本の工程上、小口の三方を切り揃える「三方裁ち」が一般的ですが、天アンカット製本では小口のうち上方である「天」のみを断裁(化粧裁ち)せずに残す製本手法から「天アンカット」とよばれます。正直初めて聞いた製本仕様でしたので最初は戸惑いました。
自ら情報収集
会社として製本実績がなく、ネットで天アンカット製本の画像を見てもいまいち理解できませんでした。
自ら書店に出向き天側が不揃いの本を探しました。(かなり怪しかったと思います…)
実際の書籍を見ながら生産現場と擦り合わせを行い、製本会社などの選定をしました。
実績がなくともお客様のご依頼に応える
たとえ実績がないご依頼だとしても自らの足で動き、情報を集めたことで品質面も問題なく進行することができ、広研印刷として初めての天アンカット製本の実績を作ることができました。ご依頼いただいた朝日新聞出版様に感謝です。
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