会社にラジコンサーキットを作ってしまった男
こんにちは,CI委員会の辻です。
突然ですが,下記は私が毎日目にしている弊社新館の入口です。
普段,ドアは暗幕で覆われていて,中の様子がみえませんが
このブログでも何度かご紹介している「BABA-BASE」,イベント等で使用していないときは,社員が打ち合わせや休憩に自由に使えるようになっています。
最近、女性社員はお昼はここで食べています。
ある日,このドアを開けたところ…
ん!?
え???
辻:何が起きた…!?
BABA-BASE担当者の元へ向かう
辻:どういうことですか!河野さ…
辻:トガったバンドの人?
辻:パンダ・・いや河野さん! BABA-BASEにおもちゃの車のでっかいコースみたいのありましたけど,あれって何ですか?
「会社に持ってきていい私物」の範囲をめちゃくちゃに逸脱してませんか!?
パンダ部長(以下P):お・・驚かせてごめん(汗)ちゃんと説明します。
とりあえず座って座って。
(もうこのマスクにはふれないのか、かぶって待っててと辻さんが言ったに・・)
辻:はい
広研印刷の新しい取り組み
P:自分はラジコン(以下RC)が趣味で,実際に走らせたり,「パンダ部長」という名前でYou Tubeでも動画を公開したりしているんです。
You Tube「パンダ部長」
パンダ部長ちゃんねる - YouTube
都内ラジコンバギーサーキットオーナー。本業はデザイナー。毎日会社でラジコンしたいと考えてたら会社にサーキット作っちゃいました。パンダサーキットの詳細はこちら👉 h…
その趣味を活かして,「パンダサーキット」って名前のRC用の室内サーキットを作っちゃったの。
辻:へぇ,そんなご趣味が… でも,あそこは会社の場所ですよね。やっぱり職●乱●では?
P:ちがうちがう!ちゃんと「社長や営業本部長」にも許可をもらってるよ。ていうかむしろ,逆に「やってほしい」って言われたんだよ
辻:えっ?どういうことですか
P:実はいま,広研印刷の営業戦力として新しい施策を立てていて,その一つとして,「個人の持つスキルを最大限に活用しよう」という動きがあるんだ。
辻:つまりこんな感じですか?
P:そうそう
辻:寡聞にして知りませんでした。まだ社内でも知っている人は少ないのでは?
P:近いうちに何らかの形でWEBで掲載されるかな
辻:なんかまだピンときませんが…(疑w)
P:まぁ,今どき会社ではプライベートの話をしないって人も多いからね。だからこそ,先陣きって自分がやることに意味があると思ってる
辻:他の社員から何か言われないですか?
P:また河野くん変なことやってる〜と温かい目で見てくれてると想いたいです。社長には定期的に「本当にやっていいんですか?」って訊いてる。今でも正直不安だから・・。もし社長がすぐにやめなさいと言われたら、すぐにやめます。
辻:えぇ〜 じゃあバチバチに応援しますよ!
パンダサーキットの魅力とは?
辻:会社に許されてる旨はよくわかりましたので,サーキットの話をもっと聞かせてください。サーキットを自分でやろうと思ったきっかけは何ですか?
P:RCって,80年代に一度ブームがあったんだけど,基本的にはちょっとマイナーな趣味なんです。でも,去年,趣味関係の有名な雑誌で特集を組まれて「なんか注目高まってるかも?」っていう空気を感じて,自分でも何かできないかなと思ってはいました。
参考▶『モノマガジン』2021年7/2号【大特集】ラジコン魂
BABA-BASEでの、他の企画も一段落したところだったし,CCKのメンバーが興味を持ってくれたり,昔から付き合いのあるラジコン仲間の後押しもあって,もうこれはやるか・・と!!と💪
辻:タイミング的に最高だったんですね!
このサーキットの特徴はどんなところですか?
P:そもそも,都内23区にはオフロードRCサーキットは今現状はないんだよ。
単純に「無い」ってことは価値になる可能性が高いわけで、ユーザーさんたちからはけっこう注目されています。あと,RCサーキットは、始めたばかりの人にはちょっとだけ入りづらい雰囲気があって、それをどうにかしたいなと思ってた。
そこでパンダサーキットは小規模だけど「完全貸し切り」とういう今までRC業界ではなかった運営方法にしてみました。なので、のんびり自分たちのペースで遊ぶことができるし家族だけで遊ぶこともできる。それも良いところかなと思ってます。
辻:なるほど!初心者が楽しめる場所があるのは素敵ですね。ちなみに一台いくらぐらいなんですか?
P:その小さいので2万円しないくらい。そこにあるおっきいのは全部込み込みだと7万円くらいかな・・・。
辻:完全に大人の遊びですね…。
辻:近くで見てみるとかなり精巧で,金属の重みや質感がいいですね。スポットライトを当てて飾っておきたいw
P:そういう楽しみ方もありだね。飾り飽きたらパンダサーキットへ持ってきてね
パンダ部長の想い
辻:BABA-BASEのオープン当初からサーキットを作る構想はあったんですか?
P:いや,全然なかった。最初は他の企画で手一杯だったし少しずつさっき話したみたいな流れがきて,いろいろな人に協力してもらって実現できたので本当に感謝する人がいっぱいいます。
P:あとなるべく費用をかけないように、会社からでる資材でジャンプ台とか作ってるんだよ。とくに刷版の板を入れるダンボールは上質で作りやすかった。
辻:えっ!ゴミ置き場にあるアレで
P:すんごい丈夫で便利なんだよ。いつやめても気兼ねなく処分できるのもいいね。
辻:またやめる前提の話を…。でも,無料だしエコだしいいですね w
P:お金をかけずにっていうのも大事だからね。社員のみんなに少しでも迷惑かけないように…
辻:発言の奥ゆかしさと,実現した夢のワンパクさとの差がすごい・・。
辻:色々聞けてよかったです。今日はありがとうございました!
P:ありがとうございました!社員のみんなも遊びにきてほしいです🐼
貸切スモールRCバギー専用コース「パンダサーキット」7月1日(金)オープンしています。詳細は以下をチェック!
パンダ部長
@papapandaUC